Happy Christmas Fair! 愛する人にアイウェアを。

12月に入り急に寒くなってきました。2017年も気づいたら最後の月がやってきました。月日の流れは早いものです。今年も皆様に一年間お世話になった感謝の意をこめて、12月7日から12月25日までの期間で、クリスマスフェアを開催いたします。当店からのクリスマスプレゼントとして、アイウェア一式ご購入の方にヴィンテージフレームを一本プレゼントいたします。(例えば、ご夫婦、親子、ご兄弟姉妹、カップルの方へのプレゼントにされてもOKです。)

クリスマス気分にもぴったりなマルセイユのXIT新作、V302。とてもロマンチックな雰囲気になるカラーリングに夢があります。

言葉にはならないですが、敢えて一言言うとすれば、Fantastic⭐️

XD pour JEANPAUL KNOTT。ザビエル・デロームとジャンポール・ノットによるコラボレーションモデル。日本にはほとんどないレアなサングラスです。日本で数本や場合によっては一本というモデルも当店には案外あるのですが、そういうマニアックさにも愛を捧げていきたいです。今後も。

BRO!のサングラス。好きすぎて、売れていってしまう時に少しだけ寂しさも感じてしまいます。
ジャケットのジョンにも、是非かけて欲しかったモデルです。

ここにお店を構えた最初の頃のように、レコードジャケットとアイウェアをカップリングしました。
レコジャはアーシャなものが最高!と思い、時代の気分みたいな感じで混ぜてみました。
先日、このレコードは売り物ですか?と海外の旅行者の方に尋ねられました。
サングラスは売り物です(笑) 写真はイメージではありません。

近所のブティックの前に咲いていた花に心動き、思わず一枚こそ撮りしてしまいました。勝手に撮ってすみません。花泥棒ではないのでお許しください。

ルーカス・ド・スタールの新作フレーム。レザーのフレームなのですが、この色味に惚れてしまいました。
質感にマッチした色。色と質感。このことは、どのアーティストにも大切なテーマなのかもしれません。

デザイナーのルーカスの祖父は著名な画家である、ニコラ・ド・スタール氏。ロシア貴族の子息として生まれ、ロシア革命のために亡命を余儀なくされ、最後に移った国がパリとのことです。パリに移った翌年に外国人部隊に入隊されています。朱の色の表現は違うのでしょうが、どことなく、通ずる色彩に歴史がぼんやりと交差する気がしました。

タリアンのデザイナーであるジェイミー・タリアンも陶芸が趣味でもあるアーティスト。アセテート生地に土を混ぜるという技法も興味深い。品質、デザインともに素晴らしく、すべてのモデルが少量限定生産で一本ずつ丹念に作られています。

新しく導入したドイツのブランドSelecta。古き良き時代のニューヨークのモダンアートからインスパイアされたデザイン。後ろの方は、日本が誇る鯖江の中でも、堅実な物作りに定評がある「生粋」。
ドイツ、日本それぞれの品質の良さを実感していただけるクラシカルモダンなデザインです。
なぜかボカシが入ってしまいましたが、R18ではありません。

FREDERIC BEAUSOREILからのクリスマスプレゼントはカラフルで可愛いのですが、どことなく悪女な香りのするメタルフレーム。可愛いの後ろにセクシーなピストルを詰め込んでいるようなデザインだと感じました。美人!って声が出てしまうモデルです。

お店の前にいつも咲いてくれていたサルビア。今はもう逢えないですが、ウィンドウ越しの恋は実らず、今はただ、呆然と何も咲いていない空鉢を眺めています。

グラマラスなChloeのサングラス。ジャケの女性がかければ、きっと似合うだろう一本。

ボーソレイユのビンテージ感、抜群なサングラス。こちらもジャケのアルトンたちがかければ決まるだろう一本。

クリスマスっぽいガラガラ蛇のジャケ。音楽はチェコスロバキアのアーティスト、JAZZ FRAGMENT PRAGUEの名盤ANACONDA。ROMANCEという曲は美しいスキャットナンバーです。
この音楽にはこのアイウェアってイメージ、逆も然り、そういうこと感じるの楽しいです。このアイウェアで読みたい詩なども…アイウェアも音楽も本も好きなのです。
一緒に並んでいるのは、ボーソレイユの当店イチオシのコンビネーションフレーム。
カラーリング、質感、かけ心地の良さ、品質ともに素晴らしいコレクションです。

パリのボーソレイユ5姉妹にはシュールな奥ゆかしさと激しさを

マルセイユのXIT3姉妹には耽美な静けさを感じてしまいます。素晴らしいモデルたちに是非、逢いにきてください!皆様のお越しをお待ちしております。

投稿者:Kumashiro  2017/12/06 22:24アート アイウェア ファッション ライフスタイル 音楽

東京にて

東京、汐留の新しい眼鏡の展示会SITE2017とIOFT2017国際メガネ展に行ってきました。
展示会は国内でも海外でも新しい製品を見ることが出来て、刺激を感じて、このアイウェアをお客様にご紹介したいというモデルを仕入れます。今回も数多くの新しいデザインの風を感じました。展示会の度に毎回感銘するのが、アイウェアのような小さなもので制限のあるデザインの世界の中で、常に今までにない新しいデザインが生まれてくること。想像の泉はどこまで続いていくのだろうか。

夜の少し落ち着いた雰囲気の展示会場の雰囲気も乙なものです。アイウェアは仕事を終えて帰路するところからもあなたを癒すちからを持つデザインのものの方が良い。そう考えると、仕入れも、夜に落ちついて身につけられるものを選ぶこともひとつの選択肢になるだろうなと今回感じました。

こういう時代のアイウェアは身につけている時以外のそこに置いている時、そういう時にも絵になるデザインのものがいい。絵になるものには、きっと、言葉では言い表せないちからがあると思います。

汐留のビル群も路上のライティングも含めて絵になる景観だった。巨大な建築物も小さなアイウェアも設計の元に成り立っていますが、両者とも使用や保有されていってこそ価値が生まれてくる。ビルもアイウェアもしっかりとメンテナンスを行えば、構造を問わず長い年数使えるのだろう。ビルなど鉄筋コンクリートが耐用年数が50年だとすれば、アイウェアも技術の進歩により10年以上使えるものも増えている。(レンズや安価な素材なものを除いて)

汐留のイタリア街は石畳のゆったりとした街並みに西洋風な建物などが統一感があり素敵でした。広場でもそれぞれの人々が静かにくつろいでいる感じが、この場所を訪れてきた人たちをほっとさせてくれるようです。


IOFT国際展示会もアジアからのバイヤーも多く盛況だったみたいです。写真を撮ることを忘れてしまいましたが、spec espace,H-FUSIONは国産フレームの中では、鯖江の最新の技術と欧州にはないデザインへのアプローチで独自な世界観を表現していると思います。

広島の素敵なアイウェアショップr.namikiのオーナー山根ご夫妻のご子息がソムリエで入られている西荻窪の創作フレンチ「東京オルガン」は料理、ワイン、音楽、アットホームな飾らない雰囲気などがとても居心地が良いお店でした。前菜からメインディッシュまでのひとつひとつの料理とワインのマリアージュが最高でした。しかも、なんと、アナログ盤でジャニスやバディーリッチをかけられてるというフレンチでは異端な雰囲気。気分が上がりっぱなしになりました。トゥーランドットの榊原さん、小村さん、竹中さん楽しい時間を設けていただき、ありがとうございました。そして、初めてご一緒させていただいた山根ファミリーのみなさま、素敵な時間をありがとうございました。とても楽しい夜となりました。


投稿者:Kumashiro  2017/10/21 16:59アート アイウェア ファッション ライフスタイル

ジョニー・デップとジェームス・ディーンが愛したタートオプティカル「アーネル」。

1948年に創業、ジョニーデップ、ジェームス・ディーン、ブラッドピット、デビッド・リンチ、フランクリン・ルズベルト大統領など、多くのアーティストが愛用した伝説の眼鏡ブランド「Tart Optical」。
ニューヨークで設立されたタート社はメタルとプラスティックの融合によるコンビネーションフレームを取り入れ国際的な地位を固めました。ファッション性だけではなく、七枚丁番を採用し耐久性のあるものづくりを進めました。日本の技術力を背景に復活を遂げ、当時のデザインに採用されていた伝統の7枚丁番や鋲デザインをそのまま忠実に再現し、実用性とクラシカルな雰囲気を再現することができました。しばらく市場では手に入りにくい状況でしたが、70年近くもスタンダードであり続ける名品ゆえに取り扱うことになりました。特に人気のあるジョニーデップやジェームス・ディーンやブラッドピッドに愛用されているモデル「Arnel」。熟練の職人が仕上げる手仕事の技術が産む品質と50年代の古き良きアメリカの雰囲気が魅力的です。当時の最高品質を忠実に再現し、現代に蘇らせるためにタート社と正式なライセンス契約を経ています。当店にはこの「Arnel」がサイズ違いで3色、6本入荷しました。マニアに人気の「Arnel」。皆様のお越しをお待ちしております。

投稿者:Kumashiro  2017/09/22 15:28アート アイウェア ファッション ライフスタイル 映画

Deeds,Not Words.

一日に終わりを告げ、ベッドに横たわり目を瞑る。今日の日の出来事が脳の中で処理され映像として浮かんでくる。目まぐるしく浮かんでくる時もあれば、ゆっくりと浮かんでくる時もある。その絵が止まっている時もあれば動いてる時もある。色彩豊かな時もあれば無彩色の時もある。声が聞こえる時もあれば歌が聴こえてくる時もある。そういう心の蠢きある時にも脳の近くには動かない眼鏡の存在があります。無意識につけたままだったり、意識的に必要な状況ゆえにつけていたりする存在。身体とは蜜の仲である衣服。その衣服が覆えない顔に、ひとり、ぽつんと存在している眼鏡。眼鏡は顔という土地にそれぞれのスタイルで建てられた造形物。建築物のように耐震基準はないゆえに基準を満たしていないものも含め「眼鏡」ということを名乗ることが出来ます。身体に近い存在の衣服と眼鏡の違いのひとつに、視力補正、矯正という機能がある。強度の近視、遠視、弱視、斜視の人にとっては身体の一部として視力を補う役目を果たさなければならない。レンズが担う役目も含め、眼鏡は身体のなかにしっかりと入っている。眼鏡は身体だからなのでしょうか。心とのつながりを深く感じることがあります。身体の一部としての機能は進化し続ける眼鏡。テクノロジーの発達により、より良い機能性の眼鏡は市場には増えてきました。一方で軽くてかけ心地が良いのだけれど、耐久性の上で大切なものを削られてしまっているものも数多く存在する。眼鏡業界全体の縮図を客観視すると、なんだか文明社会の負の要素に似ているなと考えてしまいます。時々、お客様が20年も30年もたった眼鏡の調整に来られることがあります。今の眼鏡のように軽量ではないですが、ネジ一本の品質、鎧の強度、メッキ、塗装、溶接などがしっかりと施され、その眼鏡の生き様を眺めるとデザインの優劣抜きに誇らしげなのです。「誇らしさ」はどこから来るのだろうか。僕は真剣に「あなたとともに生きたい。」という、その眼鏡を産んでくれた、すべての関わりのある人たちの結晶だと思います。そして大切な人の飽きない相手であるために、研ぎ澄まされたデザインが必要になってくると思うのです。物言わない眼鏡の生きる矜持を「あなたとともに生きたい」という静かな思いを、お客様にお届けするのがクマシロ眼鏡店としての原点です。まだまだ優れたデザインのアイウェアたちと比べれば足らないところばかりですが、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。歩めなくても歩んでいける。空を見上げれなくても空が現れる。風のように流れてゆく眼鏡店でありたい。

大好きなジャズドラマーMAX RoachのアルバムのタイトルDeeds,Not Words.言葉だけではなく、行為を。お店にずっと飾っているのは物言わない眼鏡の生きる矜持とどこか繋がってほしいとの願いをこめて。

今秋も素敵なデザインのアイウェアたちがお店の仲間入りをしました。まだ見ぬ相棒を想像しながら。

投稿者:Kumashiro  2017/09/21 12:49アイウェア ファッション ライフスタイル