どういう眼鏡店でありたいかということ

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明治23年頃の銅版画を複製した冊子です。間口が広いですが、当時ご商売をされてたお店の中では、そう大きいほうではありません。

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当時の佐賀の繁栄が伝わる素敵な冊子です。町行く人々の服装からも時代の流れが垣間見えます。

IMG_7772 photo  藤本 幸一郎

残念ながら創業者とは会話したことはありませんが、二代目のひいじいさんから小さい時に聞かされたことのひとつに、「熱のこもった眼鏡造りをしている眼鏡を販売しないといけない」というのがあります。三代目のじいさんからは、「商売人は商売人らしくなりすぎてはいけない」とよく言われていました。四代目の父は「今日の晩ご飯は何がよか?」が口癖でした。笑

どういう眼鏡店でありたいかということが、創業者から現在まで、月日は移ろいゆくなかで、お店にたずさわってきた人達が常に探求しつづけてきたことは間違いないのかもしれません。答えるのが非常に難しいですが、創業者から五代目の私まで、まだまだ修行が足りぬということで、143年継続しているのではと思えてきました。唯はっきり答えれるのは、お店を大事にしていただいてきたお客様と共に歩んでこれたからこそ。そう感じています。

どういう眼鏡店でありたいかの中心には、どういう眼鏡をご紹介すればいいのかということが外せません。私自身の思いは熱のこもった眼鏡造りをしている日本並びにヨーロッパのブランドに共鳴し、その提示されている価格以上の価値を感じている眼鏡をご紹介したい。そしてその価値あるデザインの眼鏡をお客様の人生の様々なシーンの中で、共に歩む、誇りあるエンブレムだと考えています。

その方のエンブレムになるためには造り手側の教養が必要になってくると考えます。その部分をしっかりベースに持っているブランドの眼鏡が多くなるのは必然だと思っております。

投稿者:Kumashiro  2013/11/15 19:12アイウェア