メインストリームに組み込まれるな

     
 
  80年代に思春期を過ごし、音楽、映画、ファッション、アートなどのカル   チャー全般のメインストリームを貪欲にむさぼりつくし、楽しみを享受できてた  「あの世界」とグローバリゼーションと大量生産の消費文化に覆われて世界全体の カルチャーがエッジを失いつつある「この世界」。
  僕は今「この世界」で温度や時間、季節、風の方向というような目に見えないも のを感じることさえ簡単ではなくなってきている誰かに、落胆を感じながらも、同 時に共感せざるを得ない現実を直視しつつ静かに過ごしている。 
 
  少なくとも僕が過ごしてきた「あの世界」のカルチャーは本質的に最大公約数の ためのパラダイムだった。
  
 「この世界」は理想論として「そのファンタジーを生きようよ。」という正当性を 押し付けようとしている所がうさんくさい。”意味を感じない美しいだけのもの” が媚を売る保守性に地球全体が呑み込まれている気すら感じる。
 
  視覚から入ってくる情報が脳を刺激している部分は少ないんじゃないかな。
 
  ほとんどが先入観で決めてしまう「この世界」に妄想や想像を出来得る行間や
  余白を持ち続ける自分でいたい。
  「メインストリームに組み込まれるな」と言い聞かせながら、、、。
 

投稿者:Kumashiro  2007/11/29 02:26ライフスタイル