花と被災地。

FullSizeRender (44)
お店の近くを歩いていると、目を奪われるような鮮やかな色の花たちが飛び込んできました。随分、暖かくなったきた3月の昼下がり。少しだけ、春の足音が聞こえてくるような光景でした。先日の3月11日。早いもので、震災から4年の時が経ちました。僕なりに少しでも、いろんなことを考えたいとの思いから、映画館シエマにうたごころという映画を観に行きました。スクリーンに映し出される被災地の景色はテレビよりも臨場感を感じ、改めて震災の凄まじさを感じてしまいました。2011年、震災後のドキュメンタリー。津波に家を奪われた少女を中心にカメラが回っていきます。合唱部に所属する彼女。いろんな思いと戦いながら、気仙沼高校合唱部の震災後、初のコンサートが隣りの県、岩手で行われたのだが、少女たちの歌声が観客席のざわめき、話し声でほとんど聴こえない。残酷ながら、日々、風化していくように、忘れられてしまっている感じがする被災地の現状が映されていました。歌い終わった後、少女たちは涙を流していました。伝わらなかった思いが悔しくてたまらなかったのだろうと思いました。感情とは複雑なもので、ひょっとして少女たちの歌声がみなさんのもとへ届き、拍手喝采で終えていたのなら、揺らぐことはなかったのかもしれません。その涙は儚い花のように美しく、心に響きました。花を見て、いろんなことを感じる一日になりました。

投稿者:Kumashiro  2015/03/18 19:00ライフスタイル 映画